薄明かり灯るライト
立ち尽くす人の影
小さく黒い影は
何を語るだろうか
さながらスポットライト
されどただうつむく
見えない瞳の奥
明日ののぞみはあるか
石畳 冬の夜はさらに寒さを増し
夜の闇 星も見えない心まで見えない
駆け上がる坂の上
何事もあるはずなく
広くて長い道が
ひたすら続いてる
堕ちていく砦の上
空を飛べるのならば
命はいらないさと
話す人の声
石畳 冬の風はさらに肌を刺して
夜の闇 星があるのかさえも隠しつくす
石畳 冬の街は振り返る人もなく
夜の闇 崩れ落ちる人さえも隠しつくす
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