微笑んだ毎日
キミに知ってほしい キミが知らない国のはなし
昔話じゃない いまも続けられていること

あるときは家畜のように
あるときは奇妙な果実
あるときはただの虫けら みんな同じ命なのに

道ばたに咲く ちいさな花を見つめながら
風が気持ちいいと 感じる
なんでもないようなことが
ぼくたちには許されてない 日々おびえて
はりつめた毎日 生きてる

ひとにぎりだけが つごうよく生きるためだけに
たくさんのひとが 流さなくていい涙 流す

あるときは肌の色で
あるときは住んでいる場所
あるときは通りすがりで そんなどうでもいいことで

木の上に咲く ちいさな花がふくらんで
香りのいい果実に育つ
あたりまえのようなことが
ぼくたちには夢のまた夢 日々かなしみ
ちりぢりにされても 生きてる

微笑んだ毎日 がほしい












 





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