8/5 忘れてはいけない
明日は広島に原子爆弾が落とされた日。
戦争や広島の語り部の言葉を知らない、そんな私たちにも強烈な印象を残す映画、「はだしのゲン」。
かろうじて生きていた家族は、火の海と化した家の下敷きになっていたため、結局助けられなかった。
そして今から7年前、神戸という街でそれととてもよく似た光景があった。
地震で家が崩れ、下敷きなっても生きていた人はたくさんいた。
しかし、火事が発生し、火を消すための水が間に合わなかった。
助けるための人手が足りなかった、時間が足りなかった。
映画で見たあのシーンのように、生きたまま焼かれた人がたくさんいた。
戦争は知らなくても、私はこの街のことを知っている。
話せる人がはなせることだけでも。
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